京王との直通運転開始に伴う運用増と、京王ライナーへの対応に伴い起こされた新形式である。
2020年に製造開始し、2023年時点で1000系8両編成7本56両、1040系2両編成5本10両が在籍している。
正面の塗装が、これまでの帯からツートンに変化したことが特筆される。
常武オリジナルのデザインで、制御方式は日立製ハイブリッドSiC-MOSFET-VVVFインバータ制御が採用された。
1040系は京王ライナーの指定席となる2両固定編成で、車内設備及び窓割りが異なる。
2023年11月現在、全車両がちばらき線の沼南車両区所属である。
尚、本形式ではドア間隔が他形式の4,700 mmから4,800 mmに変更され、車端部の座席が4人掛けから3人掛けに変更となった。
主要諸元
最高運転速度 | 110 km/h |
設計最高速度 | 130 km/h |
起動加速度 | 3.3 km/h/s |
減速度(常用) | 4.0 km/h/s |
減速度(非常) | 4.5 km/h/s |
全長 | 20,000 mm |
車体長 | 19,500 mm |
全幅 | 2,845 mm |
車体幅 | 2,770 mm |
主電動機出力 | 180 kW×4 |
制御方式 | ハイブリッドSiC-MOSFET-VVVFインバータ制御 |
制御装置 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ |
保安装置 | 京王形ATC |
編成表
2023年3月時点の編成表はこちら
今後の予定
2025年度より、交直流対応の1060系が導入される見込みである。