当サイトの管理人

HK@鉄音の部屋(1993年2月生まれ)

普段は主に駅めぐりや走行音の収録を行っています。
他に下記サイトを運営中です。

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空想の解説

コンセプト

「30代の常武電鉄マニアが、各ダイヤ改正の時刻表を収集してダイヤ史を研究し、発表の場として立ち上げた個人サイト」が本サイトのコンセプトです。
架空鉄道を扱ったサイトは多数あるものの、比較的ダイヤは軽視されているのが実情です。
しかしダイヤが無ければ、所有車両数や線路設備等の話が進展しません。
そこで、あらゆる架空鉄道事業者や鉄道趣味者にもっとダイヤへの興味を持ってもらいたいと思い、これをメインテーマとした架空鉄道サイトを開設しました。
予め「開業時」から現在に至るまでのダイヤを作り込んでおき、後から管理人が鉄道趣味者の目線としてそのダイヤを分析するという形をとりました。
鉄道会社の公式HPの模倣でなく、鉄道趣味者の個人サイトとしたことで、マニアックな情報を書いても違和感が無いようにするのも狙いでした。

したがって、車両などのコンテンツは完全におまけです。
ただ、「音鉄」でもある管理人の趣味を反映し、VVVFインバータ装置は海外製を含め色々なメーカーのものを取り入れました。
アルストムを導入している鉄道会社、日本だと常武だけなので音鉄に重宝されていそうですね()
また、ダイヤ改正を繰り返すことで、車両増備や新形式登場のタイミングが明確になり、設定がリアルになったのは良かったと思います。

きっかけ

管理人は小学生の頃から、現実世界、空想世界問わず架空の鉄道路線を考えるのが趣味でした。
中学生の時にダイヤグラム作成に目覚め、以後の架空鉄道はダイヤ作成とセットで妄想するようになりました。
これまで管理人が考えてきた数多の架空鉄道で、最もよく作り込んだのが2015年頃に考えた常武電鉄です。
初めて終日ダイヤを完成させたのが、ちばらき線の2019年ダイヤでした。
どれほどの労力がかかるものかと思っていたものの、まず平日が完成し、土休日も案外あっさりできてしまいました。
やることが無くなったので、どうせなら開業から全て作ってしまえと思って始めたところ、気付けば45年分にもなっていました。
まず無理かと思っていた京王・都営との直通ダイヤも完成したことで、せっかくだから他の方にも見ていただこうと思い、公開に至りました。
公開するにあたり、設定したサイトのコンセプトは上記の通りです。

実在の鉄道においても、ダイヤ史の研究成果をあまり見かけない気がします。
このサイトをきっかけに、もっと鉄道のダイヤに興味を持つ方、ダイヤ史を研究してみようと思う方が少しでも増えれば幸いです。
実在の鉄道は複雑な社会情勢の影響をもっと受けているので、ダイヤ史研究はかなりやりがいがあると思います。

常武電鉄各路線の成り立ち

ちばらき線

管理人が元々常磐沿線に住んでいたこともあり、柏周辺が舞台となる架空鉄道を考えていました。
常磐沿線と副都心方面は鉄道の導線が悪く、これらを直接結ぶ鉄道があれば便利だなと思って妄想したのが最初です。
軌間は当初狭軌で考えていたものの、2020年頃に京王との直通のために馬車軌道で開業したことに変更しました。
1978年開業としたため、当時の時代情勢や後発の鉄道との関係が少し無理くりな箇所もあります(王子や高野などの駅構造)。
あと、TXの存在やそれに伴う新駅の開業などが説明つかず、長年頭を抱えていました。

つくば線

そこで2022年になり、現実のTXを常武電鉄が開業したことにすることにしました。
当初は都心側のターミナルを共通とし、単に電鉄平和台から分岐する想定でした。
ところが、柏側の本数減少や急行系列車の配分など、新たな悩みの種が生まれたため、最終的にはTX全区間を似たようなルートでなぞることにしました。
電鉄八潮―電鉄平和台間をちばらき線との複々線とし、今の形に落ち着いています。
あくまで歴史上の辻褄合わせの路線で、現時点でダイヤ史を深く追求する予定はありません。
しかし既に快速急行や急行の停車駅変更などが生じており、どこかのタイミングで振り返ることもできたらなと思っています。

ダイヤ作成

ダイヤ作成においては、OuDiaSecondというフリーソフトを使用しています。
運用機能や構内作業などの設定が充実しており、趣味の範囲で本格的なダイヤを作成するのに非常に適しているのでオススメです。

時刻表は分単位のものを公開していますが、裏側では秒単位で作成しています。
常武の各駅は基本的に1秒単位で設定しており、主要駅において5秒単位に切り揃えています。
京王・都営は主要駅の時刻のみ5秒単位で設定しています。
駅間の所要時分は、独自の計算式と現実路線での実測値等を用いました。
京王や都営に関しては、実際に現場で用いられているダイヤを用いている訳ではないので、現実と大きく異なります。
各時代の運行頻度は、その時代の常磐線や私鉄各社のダイヤを参考にしながら決めました。

京王や都営の部分は、2018年以降急行系停車駅や車両配置が現実世界から大きく乖離しています。
例えば、現実世界の都営は2022年に8両固定編成を廃止したものの、当サイトでは今も元気に走っている設定です。
また京王の特急停車駅も、2022年3月以前のものを踏襲しています。
常武電鉄単独の頃は平日・土日の2種類ダイヤを作るだけで済んでいたものの、競馬場やサッカー場が運営される土日臨時ダイヤも作る必要に迫られました。
結果、ダイヤの総製作時間は不明ながら、恐らく数千時間に及んだと思われます。

今後の予定

2025年に、電鉄龍ケ崎―電鉄藤ケ丘間の開業を予定しています。
上記以外の路線拡大は当面予定がありません。
TXが東京まで伸びたら一応考えようとは思います。

また、京王の高架化工事に伴うダイヤ修正も反映していきます(現実からおよそ3年遅れぐらいを予定)。
先に下り線が高架化され、千歳烏山で待避できるようになる代わりに、一時的に桜上水が使えなくなるそうですね。
何ともありがた迷惑な話。
ダイヤの調整が本当に大変です……笑